プロがこっそり教えるカーケアの方法

コーティング施工やコーティング剤・ケミカル開発に携わった知識と経験から、的確なカーケア方法をお教えします。

2013-01-01から1年間の記事一覧

大まかなWAXやコーティング剤の系統分け…

① ワックス 耐久性に乏しい 油分を主体に出来ている カーショップ等で手に入りやすい 安価な物が多い 状態は固形・半練・液体、製品によって様々 油性皮膜のため光沢は良い 被膜が劣化すると黒ずむ 頻繁な掛け替え用 作業性が良い 物によるが一般的に、耐久…

愛車を水垢や黒ずみから守る基本的な考え方!

劣化の起こしやすい油分の付着を避ける! ここで言う避けるべき油分とはズバリ、WAXやコーティングの被膜を指します。 なんかWAXやコーティング剤の劣化被膜が水垢や黒ずみの原因になるとは本末転倒なお話ですが、実際にそうなってしまっているのです…

ホイールクリーニング剤「サンストライク」に最適な筆は?!

表題の通り、ホイールクリーニング剤「サンストライク」に最適な筆はどんな筆なのでしょうか?筆の専門家ではありませんので、どんな種類があるのか等の知識はあまりないのですが、経験から申しますと繊維の細目の「ナイロン製の毛」の筆が向いているようで…

エバーグレイス ゴールデンウィークの業務スケジュールについて

「カーケア用品・洗車用品とボディコーティングの専門ショップ エバーグレイス 」ゴールデンウィークの業務スケジュールについてのご案内です。ゴールデンウィーク期間中も基本的に暦通りとなりますが、受注・出荷日程はご案内ページの通りとなっております…

鉄粉除去剤(アイアンドロップ)の効き方の違いを検証!

よくある鉄粉を紫色に溶解させて落とす液剤の鉄粉除去剤。エバーグレイスでは、「アイアンドロップ」という商品名で皆様にご愛用頂いております。そこで今回は、その鉄粉除去剤の効果的な使い方をお伝えいたします。 以前、ホイールクリーニング方法を紹介し…

黄砂の被害から愛車のボディを守る!

毎年春先になると様々な問題として取り上げられる「黄砂」ですが、今年は特に話題のPM2.5と共により特に注目されております。お車に与える影響も年々変わってきており、そのまま放置しておくとかなりの被害を被る恐れもあります。そんな黄砂の被害から愛車を…

樹脂類劣化を修復するには

専用コーティング剤にて修復 樹脂の劣化は、根源から絶つことは交換する以外不可能ですので、修復はコーティング剤にて行うのが基本となります。 レザーワックス等も樹脂モールや樹脂バンパーに使用できますが、油を塗って艶を出しているようになるだけなの…

樹脂類の劣化の原因は直射日光や降雨!

原因として考えられるのは、紫外線等や降雨等で表面が徐々に劣化してくる事が考えられます。塗装がないがゆえに、それだけ劣化するスピードも早く、これ らのパーツが多く使われている車のユーザー様の悩みの種ではないでしょうか。 劣化してくると白ボケし…

樹脂類劣化のメカニズムと修復方法

表面上ではこうなっています 輸入車や商用車等によく使われている未塗装の樹脂パーツは、表面に塗装されていいないということもあり劣化が思いのほか早い段階から起こってきます。 未塗装樹脂が使用されているパーツは車によってまちまちですが、バンパーが…

油汚れを除去するには?

分解除去でスッキリと 通常のボディシャンプーではほとんどの油汚れが伸びるばかりで取りきれません。 一番効果的なのは、スーパーウォッシュ等のでアルカリ系洗剤による分解除去です。スーパーウォッシュは油汚れに対する洗浄力が非常に高く、油汚れで真っ…

主な原因は可動部分のグリース等の油脂分!

油汚れの原因は主に可動部分のグリースであったり、防錆処理の油脂系の物質が原因であったりします。 これらが溶け出し汚れが吸着してくることで、黒ずんだり固着したりして、車の美観を損ねてしまいます。 また、ドアの内側にもこういった油脂系の物質が 入…

ボディに付着する油汚れのメカニズムと落とし方!

油汚れは塗装上ではこうなっています 実際に油汚れと言っても、塗装に付着するメカニズムは基本水垢や細部の汚れと同じで、両者の明確なラインは特にありません。 あえて違うと言えば、水垢が油膜に対してなら油汚れは油膜じゃなくグリース等の油に泥や埃、…

細部の汚れを除去するには

隙間の汚れを液剤で分解して除去 ここの汚れを落とすのに一番最適な液剤は、スーパーウォッシュに代表されるようなマルチクリーナー系の液剤です。 液体なので隙間に入って汚れを分解してくれるので、少々の水垢ならば強く擦らずに除去できます。 液剤をかけ…

原因は水垢・WAXの蓄積!

車の各パーツのつなぎ目は普通に洗車する分にはほとんど洗えていなく、年月を経て少しずつ汚れが蓄積して固着していきます。原因は主に水垢の汚れです が、WAXやコーティング剤の拭き残ったカスも原因になります。 特にWAXやコーティング剤を詰めて放…

車両の細部の汚れのメカニズムと落とし方

塗装上ではこうなっています 車には無数のパーツが付いていて、各パーツのつなぎ目や貼り付けの隙間などに汚れがよく固着しています。 具体的に言うと、ドアのアウターハンドル周りやバンパーのつなぎ目、ドアサイドモールや水切りモール、エンブレム周り等…

イオンデポジット(ウォータースポット)除去作業方法

バッチリ付着してしまったイオンデポジット(ウォータースポット)を簡単に除去可能な「エバーグレイススポットリムーバー」の作業方法を解説いたします。エバーグレイスのスポットリムーバーは、表面にこびり付いたイオンデポジット(ウォータースポット)…

ホイールクリーニング参考作業(欧州車・外車のホイール)

今回は、ホイールクリーニングシリーズの第三弾として、「ホイールクリーニング参考作業(欧州車・外車のホイール)」を解説します。外車はブレーキダストの量が特に多く、特にBMWのアルミホイールやベンツのアルミホイール等に代表されるような欧州車のアル…

ホイールクリーニング参考作業(ブレーキダスト固着重度の場合)

今回は、ホイールクリーニングシリーズの第二弾として、「ホイールクリーニング参考作業(ブレーキダスト固着重度の場合)」を解説します。第一弾の軽度の場合と比べややこびり付きが強い今回は、主にスーパーウォッシュ(アルカリ性の万能洗剤)を使用して…

ホイールクリーニング参考作業(ブレーキダスト固着軽度の場合)

ホイールクリーニングにおける実作業をご紹介いたします。実作業のご紹介は主に下記の3つの状態に分けて解説いたします。 ホイールクリーニング参考作業 (ブレーキダスト固着軽度の場合) ホイールクリーニング参考作業 (ブレーキダスト固着重度の場合) …

ブレーキダストのこびり付き・焼き付きを除去するには!

安全な除去方法を考えるまずシャンプーで普通に洗ってみて、それで除去できれば一番ですが、なかなかそうはいかないのがブレーキダストです。ある程度のこびり付きを除去できるのはエバーグレイス アイアンドロップの様な鉄粉除去剤か、エバーグレイス スー…

ブレーキダストの原因は走行時!

ブレーキダストは、主にブレーキパッドやブレーキディスクが摩耗し、ホイールにこびり付いたり焼きついたりするものの総称です。 ブレーキ機器のむき出しているディスクブレーキの車の方が被害が大きく、密閉された中にブレーキ機器が収められているドラムブ…

ブレーキダスト(ホイールの汚れ・焼き付き)のメカニズムと取り方!!

ブレーキダスト(ホイールの汚れ・焼き付き)は表面上ではこうなっています。 ブレーキダストはその名の通りブレーキのダスト等がホイールにこびり付いた汚れの総称です。 粉上の物が付くぐらいなら、簡単に洗車時に落とせるものなのですが、一度焼き付きの…

チョーキングを起こした塗装面を修復するには!

チョーキングの症状が出ましたら、修復方法は2つ、「研磨する」もしくは「塗装を塗り替える」となります。 塗装を塗り替えるのが一番確実で再発しない方法ではあるのですが、チョーキングを起こした塗装上に、再度新しく塗装をしてもすぐに剥がれてしまいま…

チョーキング(塗装ボケ)を修復するには

修復は進行度合いとの相談 修復の方法として、これもまた経年劣化の場合と全く同じで、劣化の進行具合との相談になります。表面がもろくなるチョーキングでは、軽い劣化程度であれば割とすぐに艶を戻せることも多いです。ただ、これも劣化を進行させてしまう…

ブレーキダストのこびり付きに効果覿面!!

サンストライク 【特殊酸性クリーナー・ホイールクリーナー】 本液は特殊酸性タイプのマルチ洗浄剤です。 水垢に代表されるような油脂系の汚れにはアルカリタイプのクリーナーが効果的ですが、「ブレーキダストのこびり付き・焼き付き」「パーツの隙間に付く…

原因は環境と塗装!

チョーキングも経年劣化の原因と全く同じで塗装の耐候性に準じます。 ソリッドの塗装は全般的に、長時間手入れなしの状態だとチョーキングを割とすぐ起こしがちで、上にクリアー塗装をされてある塗装よりも弱いイメージがあります。 劣化の原因として考えら…

チョーキング(塗装ボケ)のメカニズムと直し方

塗装上ではこうなっています ちょっと拡大しすぎて少々分かりづらいかもしれませんが、上の画像とイラストがチョーキングのイメージとなります。チョーキングのイメージで言う一番分かりやすく例えられる物がガードレールです。 新しいガードレールなら触っ…

おすすめの虫の死骸除去用品!

バンパーなどフロント周りにこびり付く虫の死骸や鳥の糞を擦らずに驚くほど簡単に分解して除去できます。 インセクトリムーバー 200ml(鳥糞・虫死骸分解除去剤) 「インセクトリムーバー」は、ボディ、ガラス等にこびりついた虫の残骸や鳥の糞をグリコール…

虫の死骸を除去するには

分解除去が簡単 虫の死骸の除去方法として、エバーグレイス インセクトリムーバーのような虫取り専用クリーナーが一番簡単に取れます。虫取りの専用液剤は固着した虫の死骸に浸透し、付きたてのように簡単に洗い落とせるので擦らず楽に除去できます。もし、…

原因は虫の体液!

虫の死骸は主に夏の夜の走行時に多く付きます。 付いている虫は、蚊がほとんどで、コバエや蛾等の小さな虫の死骸がメインに付着しています。主にバンパー、ボンネット前方、フロントガラス、サイドミラーによく付きます。 付きたてであれば簡単な洗車で取れ…