プロがこっそり教えるカーケアの方法

コーティング施工やコーティング剤・ケミカル開発に携わった知識と経験から、的確なカーケア方法をお教えします。

2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧

樹脂類劣化を修復するには

専用コーティング剤にて修復 樹脂の劣化は、根源から絶つことは交換する以外不可能ですので、修復はコーティング剤にて行うのが基本となります。 レザーワックス等も樹脂モールや樹脂バンパーに使用できますが、油を塗って艶を出しているようになるだけなの…

樹脂類の劣化の原因は直射日光や降雨!

原因として考えられるのは、紫外線等や降雨等で表面が徐々に劣化してくる事が考えられます。塗装がないがゆえに、それだけ劣化するスピードも早く、これ らのパーツが多く使われている車のユーザー様の悩みの種ではないでしょうか。 劣化してくると白ボケし…

樹脂類劣化のメカニズムと修復方法

表面上ではこうなっています 輸入車や商用車等によく使われている未塗装の樹脂パーツは、表面に塗装されていいないということもあり劣化が思いのほか早い段階から起こってきます。 未塗装樹脂が使用されているパーツは車によってまちまちですが、バンパーが…

油汚れを除去するには?

分解除去でスッキリと 通常のボディシャンプーではほとんどの油汚れが伸びるばかりで取りきれません。 一番効果的なのは、スーパーウォッシュ等のでアルカリ系洗剤による分解除去です。スーパーウォッシュは油汚れに対する洗浄力が非常に高く、油汚れで真っ…

主な原因は可動部分のグリース等の油脂分!

油汚れの原因は主に可動部分のグリースであったり、防錆処理の油脂系の物質が原因であったりします。 これらが溶け出し汚れが吸着してくることで、黒ずんだり固着したりして、車の美観を損ねてしまいます。 また、ドアの内側にもこういった油脂系の物質が 入…

ボディに付着する油汚れのメカニズムと落とし方!

油汚れは塗装上ではこうなっています 実際に油汚れと言っても、塗装に付着するメカニズムは基本水垢や細部の汚れと同じで、両者の明確なラインは特にありません。 あえて違うと言えば、水垢が油膜に対してなら油汚れは油膜じゃなくグリース等の油に泥や埃、…

細部の汚れを除去するには

隙間の汚れを液剤で分解して除去 ここの汚れを落とすのに一番最適な液剤は、スーパーウォッシュに代表されるようなマルチクリーナー系の液剤です。 液体なので隙間に入って汚れを分解してくれるので、少々の水垢ならば強く擦らずに除去できます。 液剤をかけ…

原因は水垢・WAXの蓄積!

車の各パーツのつなぎ目は普通に洗車する分にはほとんど洗えていなく、年月を経て少しずつ汚れが蓄積して固着していきます。原因は主に水垢の汚れです が、WAXやコーティング剤の拭き残ったカスも原因になります。 特にWAXやコーティング剤を詰めて放…

車両の細部の汚れのメカニズムと落とし方

塗装上ではこうなっています 車には無数のパーツが付いていて、各パーツのつなぎ目や貼り付けの隙間などに汚れがよく固着しています。 具体的に言うと、ドアのアウターハンドル周りやバンパーのつなぎ目、ドアサイドモールや水切りモール、エンブレム周り等…