プロがこっそり教えるカーケアの方法

コーティング施工やコーティング剤・ケミカル開発に携わった知識と経験から、的確なカーケア方法をお教えします。

チョーキング(塗装ボケ)のメカニズムと直し方

f:id:EverGrace:20141030195258j:plain

チョーキングは塗装上ではこうなっています

赤い車のチョーキング  塗装のチョーキングのイメージ図

ちょっと拡大しすぎて少々分かりづらいかもしれませんが、上の画像とイラストがチョーキングのイメージとなります。
チョーキングのイメージで言う一番分かりやすく例えられる物がガードレールです。 新しいガードレールなら触ってもどうもないのですが、古くなったガードレールを触ってしまい白い粉が付いてしまった経験がおありかと思います。 塗装の表面が劣化してしまいチョークの粉がふいたような状態になる事をチョーキングと言います。
塗装はチョーキングを起こしてしまうと粉が噴いた表面が柔らかくなり、艶を戻すのは割合簡単に戻りますが、またその後再発する場合がほとんどです。
また、粉を噴くようなチョーキングはソリッドの単色の塗装の表面に起こっている事が多く、クリアー塗装がされてある車両は、チョーキングの代りに表面のクリア層が白ボケを起こし、さらに進行するとやがてクリア塗装剥離といった状態になります。 

塗装劣化全般に言える事ですが、多少ならば割とどの車にも見られますが、極端な状態になってしまうと修復が困難になってしまいますので、そうなる前に対策をしておくのがカーケアのセオリーじゃないかと思います。 とは言え、極端な塗装劣化やチョーキングは、塗装の質による要因も多いかと思います。
ただ、最近の車の塗装は性能も良くなっており、すぐ劣化してしまうという事はあまりないのですが、油断しないでカーケアメンテナンスを行う事が大切ではないかと思います。



from WordPress http://ift.tt/13j3F1R
via IFTTT

ボディへの鉄粉付着の原因は空気中に舞う鉄の粉!

f:id:EverGrace:20141029212339j:plain

鉄粉除去剤で溶かした鉄粉鉄粉の付着する要因は、ボディに乗る鉄の粉が原因です。 その鉄の粉が付く環境があればどこでも付着します。
空気中の鉄粉の発生源は、ブレーキダストや鉄道のレールの粉、工場のばい煙や鉄工所、実に様々です。 特に鉄道の近く、工場や鉄工所の近くは鉄粉の量も多く、油断しているとボディ面がサメ肌のようにザラザラになっている事もあります。 また、鉄粉が蓄積した状態では、洗車してもクロスが滑らず水が拭き取れない程になります。

左の車両のボディは大量の鉄粉の蓄積が見られ、鉄粉除去剤を使用したところ、車全体が液剤の鉄粉との反応で紫色になっている状態です。
鉄粉自体の量は少なくても、必ずと言って良いほど大体どんなお車にも付着しているもので、洗車してもザラザラが取れないため、あまり気持ちの良い物ではありません。 量が少なければ、多少付着していても塗装に対してどうこうありませんが、一度手に触るブツブツが気になりだすと、気になってしょうがなくなってしまいます。
また、大きい鉄粉を抜いた後には、塗装に小さなピンホールのような穴が開くこともあります。 どちらにせよ、量や大きさに関わらず、付着したら出来るだけ早い段階で除去してあげるのが一番良いのではないでしょうか。

鉄粉を除去するには

基本的には付着している量と大きさによって鉄粉の除去方法を分け、鉄粉除去剤での除去、トラップネンドを使用しての除去、の2通りの方法があります。
鉄粉除去剤は、液剤で分解するタイプの除去方法なので軽度の鉄粉には効果的ですが、量が多かったり、粒が大きかったりすると除去しきれなかったり、時間がかかってしまうため不向きです。 そういった場合には、ネンドでの除去が早くて効果も高いと言えます。 ただ、ネンドでの鉄粉除去は、ボディ面をネンドで擦る必要があり、使い方を誤るとスクラッチキズを入れてしまう可能性もあります。 ネンドを使用する際には、水を流しながら力を入れずにボディ面を滑らせるように除去すると、極力キズを抑えられます。
また、冬場はネンドが固くなってしまいがちなので、ネンドをお湯に入れて温めてから使用すると軟らかい状態で使用できます。 ちなみに、ネンドを使用する際に、鉄粉除去剤を流さずにそのまま上からネンドをかけてしまうとネンドが溶け出してしまいますのでお勧めしません。
ネンドで除去した後は、コンパウンドにてボディ面を調整してやると、スベスベのより良い状態になります。

ただ、鉄粉除去作業をDIYで行う場合、除去剤を使用してする場合はリスクも少なく良いのですが、ネンドを使用しないといけないような状態の場合は、スクラッチキズ等を入れてしまう等のリスクが発生してしまいます。
鉄粉除去もDIY作業が難しいようであれば、「ボディリフレッシュエステ」をお受け頂ければ鉄粉除去作業も含まれており、更にリーズナブルにコーティング施工までを作業致します。
また、鉄粉除去単体作業でも承ります。 お気軽にご相談ください。

「ボディリフレッシュエステ」の詳細はこちらよりご覧ください。
http://ift.tt/1sGBcuZ
¥18,000-(税抜)~

【ガラスコーティング・各種コーティング施工のご依頼・お問合せは】
岡山のカーコーティングの専門店 エバーグレイスコーティングアーツへお任せください!
〒700-0953 岡山県岡山市南区西市101番地4
エバーグレイス コーティングアーツ
TEL : 086-259-3460 FAX : 086-259-3461
E-mail : info@evergrace-ca.com

【お問合せフォームはこちら】
http://ift.tt/1rf5p69



from WordPress http://ift.tt/1xE3JCf
via IFTTT

車のボディへの鉄粉付着のメカニズムと取り方

f:id:EverGrace:20141028204123j:plain

鉄粉の付着は塗装上ではこうなっています

d6i1  d6i2

上の左画像の茶色い部分が鉄粉の付着した塗装の拡大です。 右のイラストが鉄粉付着のイメージ図となります。
洗車して汚れを落としたはずなのにザラザラする鉄粉。  白系の塗装に付くと粒が茶色のため、上の写真のように見えるほどになる場合もあります。
鉄粉が塗装に刺さった状態というのは、酸化鉄が塗装表面にくい込んだ状態の事を指します。 その刺さり具合は、状態によって様々で、表面にこびり付いただけの状態から、深くまでくい込んだ状態までバラバラです。
イメージ図の右の方の酸化していない鉄粉の場合は、上に乗っているだけなので引っ付くことはないのですが、酸化してくると(錆びてくると)引っ付いたりくい込んだりします。 
初めは小さな鉄の粉がボディ面に乗っただけの状態ですが、それが時間の経過とともに錆びてくい込むのが鉄粉付着のメカニズムです。 その付着するメカニズム上、錆びるまでの時間は必要なので、上を向いている面(ボンネット・屋根・トランク等)よりは、車両のサイド面(ドアやフェンダー辺り)や下廻りにはどちらかというと付きにくい傾向にあります。 サイド面や下廻りは錆びる前の鉄の粉が滞在しにくく、逆に上を向いている面は鉄の粉がその場に留まりやすいのでこういう傾向になります。
鉄粉が刺さる、とよく言いますが、厳密に言うと空中にある鋭利な鉄粉が直接ボディに刺さるのではなく、ボディに粉の状態で乗った後、錆びて引っ付くという事になります。
付着してしまうと、自然に取れることはほとんどなく、撤去作業が必要になります。
また、どんなコーティングを施工していても鉄粉は一番上に付着するものなので、コーティング施工の有無に限らず付着します。



from WordPress http://ift.tt/1FSgM9b
via IFTTT

車両の細部の汚れの原因は水垢・WAXの蓄積!

f:id:EverGrace:20141027180600j:plain

パーツ隙間の汚れ  エンブレムの汚れ落とし
車の各パーツのつなぎ目は普通に洗車する分にはほとんど洗えていなく、年月を経て少しずつ汚れが蓄積して固着していきます。

原因は主に水垢の汚れですが、WAXやコーティング剤の拭き残ったカスも原因になります。 特にWAXやコーティング剤を詰めて放っておくとカチカチに変質したりして、隙間に詰まっているだけではなく、塗装面にまで固着したりして少々の事では取れなくなってしまうことさえあります。
また、溜まる汚れは黒いので白い車ほど良く見えます。
前回の「車両の細部の汚れのメカニズムと落とし方」の項でも書いていますが、私共が作業する際の要点になり、使用車の車を磨く作業をする際に、大抵ここから始めます。 誰しもがパッと見てここが綺麗だ、と気付く箇所ではないのですが、ここを綺麗にしておくことで全体のシルエットが締まり、まるっきり見え方が変わります。

細部の汚れを除去するには

基本的には隙間汚れを専用の液剤で分解して除去します。 ここの汚れを落とすのに一番最適な液剤はマルチクリーナー系の液剤です。 液体なので隙間に入って汚れを分解してくれるので、少々の水垢ならば強く擦らずに除去できます。
液剤をかけて汚れを分解させ、スポンジを隙間に入れながら汚れを除去したり、要所要所でブラシや筆等をを使用したり綿棒を使用したりします。
ただ、狭い隙間がほとんどなので、ブラシや筆での作業がメインになってしまうので、出来るだけ柔らかい物をチョイスする事や、塗装を傷めないような機材の使い方をする事が大切になります。 特に黒い車にブラシを使用する場合は、特にキズが見えやすいのでご注意ください。

また、キズの修正にはポリッシングリキッド(コンパウンド)を使用する修正出来ますが、磨く力が分散されあまりうまく磨けないことも考えられますのでブラシキズには気をつけた方が良いでしょう。
DIYで作業を行うのであれば、蓄積する前の早目の段階で取るのが簡単でよいでしょう。

ただ、作業環境の関係等でDIYが難しい場合等は業者にて依頼した方が、出来映え的にも経済的にもかえって良いのかも知れません。

気になる車両の細部の汚れが増えてきたら、車両の細部の汚れ除去作業も含まれている当店の「ボディリフレッシュエステ」なら本格的なコーティングまで施工しないで、リーズナブルにお車をリフレッシュする事が出来、お奨めです。
「ボディリフレッシュエステ」の詳細はこちらよりご覧ください。

http://ift.tt/1sGBcuZ
¥18,000-(税抜)~

【ガラスコーティング・各種コーティング施工のご依頼・お問合せは】
岡山のカーコーティングの専門店 エバーグレイスコーティングアーツへお任せください!
〒700-0953 岡山県岡山市南区西市101番地4
エバーグレイス コーティングアーツ
TEL : 086-259-3460 FAX : 086-259-3461
E-mail : info@evergrace-ca.com

【お問合せフォームはこちら】
http://ift.tt/1rf5p69



from WordPress http://ift.tt/12P3xqK
via IFTTT

車両の細部の汚れのメカニズムと落とし方

f:id:EverGrace:20141024193425j:plain

車両の細部の汚れは塗装面上ではこうなっています

モールの隙間の汚れ  車の各パーツの隙間汚れ
車には無数のパーツが付いていて、各パーツのつなぎ目や貼り付けの隙間などに汚れがよく固着しています。
具体的に言うと、ドアのアウターハンドル周りやバンパーのつなぎ目、ドアサイドモールや水切りモール、エンブレム周り等数え上げればきりがありませんがこれらの隙間という隙間に汚れが溜まっていきます。
新車時にはこれらの汚れは全くなく、使用していると徐々に蓄積してきます。 あまりに長期間、汚れが蓄積する状態が続くと写真のようにコケが生える事さえあります。
また、隙間に汚れが詰まっている状態ならばすぐ取れますが、頑固にこびり付いてしまうと少々除去作業を行ったくらいでは取れなくなってしまいます。
お車の色によって見え方も違いますが、これらが付着していると車がいくら艶やかでもシャープに見えません。 私共が作業を行う際にはここをまず重点的に綺麗にして、ボディ面に磨きをかけていきます。
細部の汚れ落としには、「細部汚れ5:ボディ研磨5」くらいの割合で、作業に重きを置いて行っています。



from WordPress http://ift.tt/1womg6e
via IFTTT

FJクルーザー(3日目) 【Modesta BC-02 ボディガラスコーティング チタン含有 (流水タイプ)】

f:id:EverGrace:20141023184101j:plain

ボディ磨き作業  洗車後の状態
本日は昨日に引き続きM様の FJクルーザー3日目 ソリッドホワイトの「Modesta BC-02 ボディガラスコーティング チタン含有 (流水タイプ)」の施工です。

今回チョイスしたコーティングコースは1プライガラスコーティングの「スタンダードエディションコース」をお選びいただきました。

昨日は本格的な磨き作業を終えたところで終了してしまったので、本日は洗車~コーティング施工~仕上げまでを行います。

 

ピカピカのエンブレム  ボンネットへのガラスコーティングの塗り込み
ボディ磨き作業を終えたら洗車にて表面のコンパウンド等を落として脱脂洗浄を行い、その後コーティングの塗り込み作業を開始します。
今回、洗車時の写真を撮り損なってしまったのでいきなり塗り込み風景からになります…
エンブレム周りもコーティング剤を丹念に塗布することで、各パーツがピカピカに仕上がります。

 

ヘッドライトコーティング  樹脂パーツコーティング
ボディの塗装面へのガラスコーティングの塗布が完了しましたら、樹脂バンパーやヘッドライトにも専用のコーティングを施工して艶やかに仕上げます。

 

FJクルーザーガラスコーティング仕上がり  白ソリッドカラーの抜群の艶
コーティング塗布完了後の状態。
内装クリーニングは1日目に仕上げているので、後は窓ガラスを拭いたり足回りを艶出ししたり、外してあったパーツ類を取り付けて最終チェックです。

この車の白ソリッドは、トップコートにクリアのない完全なソリッド塗装でしたが、まるでクリアが乗っているかのような艶に仕上がりました。
艶を出すことが難しいとされている完全白ソリッドカラーでも「Modesta BC-02 ガラスコーティング」は抜群の艶を発揮してくれています。

 

スタンダードエディションコースの詳細はこちらよりご覧ください。
http://ift.tt/1yWr0ED

Modesta BC-02 ボディガラスコーティング チタン含有の詳細はこちらよりご覧ください。
http://ift.tt/1AwZ1Xw

 

【コーティング施工のご依頼・お問合せは】
岡山のカーコーティングの専門店 エバーグレイスコーティングアーツへお任せください!
〒700-0953 岡山県岡山市南区西市101番地4
エバーグレイス コーティングアーツ
TEL : 086-259-3460 FAX : 086-259-3461
E-mail : info@evergrace-ca.com

【お問合せフォームはこちら】
http://ift.tt/1rf5p69



from WordPress http://ift.tt/1uJf958
via IFTTT

FJクルーザー(2日目) 【Modesta BC-02 ボディガラスコーティング チタン含有 (流水タイプ)】

f:id:EverGrace:20141022234837j:plain

FJクルーザー磨き準備  ボディ磨き作業
本日は昨日に引き続きM様の FJクルーザー ソリッドホワイトの「Modesta BC-02 ボディガラスコーティング チタン含有 (流水タイプ)」の施工です。

今回チョイスしたコーティングコースは1プライガラスコーティングの「スタンダードエディションコース」をお選びいただきました。

昨日は細部の汚れ落としと足回りの洗浄、全体洗車~鉄粉等の付着物除去、内装のクリーニングまでを行いました。
本日はワイパー等の部品を外してマスキングを行い、その後本格的な磨きから作業に入ります。

 

ボディ磨き作業前  ボディ磨き作業後
磨き作業前の写真(左)と磨き後(右)の写真です。
白ソリッドカラーという事もあり若干写真だけでは判断しにくいかも知れませんが、ボヤッと見える様な感じの磨き前の写真(左)と比べると、磨き後(右)の写真の方が明らかに映り込んだセラメタの輪郭がクッキリと見えます。
ボディ表面をより平滑に磨き上げる事で反射率が上がり、さらに光沢が上がります。

 

ホイール磨き前  ホイール磨き後
鉄ホイールは塗装表面が柔らかくなり、完全な艶消し状態になっていましたが、小型のエアーポリッシャーで丹念に磨く事でピカピカの新品のように復元しました。

 

ボディ磨き作業後のボンネットの光沢
ボディ磨き作業が終了しコーティング施工へ移りたいところですが、本日所用にてタイムオーバーとなりましたので、また、明日コーティング作業から開始いたします。

 

スタンダードエディションコースの詳細はこちらよりご覧ください。
http://ift.tt/1yWr0ED

Modesta BC-02 ボディガラスコーティング チタン含有の詳細はこちらよりご覧ください。
http://ift.tt/1AwZ1Xw

 

【コーティング施工のご依頼・お問合せは】
岡山のカーコーティングの専門店 エバーグレイスコーティングアーツへお任せください!
〒700-0953 岡山県岡山市南区西市101番地4
エバーグレイス コーティングアーツ
TEL : 086-259-3460 FAX : 086-259-3461
E-mail : info@evergrace-ca.com

【お問合せフォームはこちら】
http://ift.tt/1rf5p69



from WordPress http://ift.tt/1FCEbeN
via IFTTT