プロがこっそり教えるカーケアの方法

コーティング施工やコーティング剤・ケミカル開発に携わった知識と経験から、的確なカーケア方法をお教えします。

愛車を水垢や黒ずみから守る基本的な考え方!

劣化の起こしやすい油分の付着を避ける!

ここで言う避けるべき油分とはズバリ、WAXやコーティングの被膜を指します。 なんかWAXやコーティング剤の劣化被膜が水垢や黒ずみの原因になるとは本末転倒なお話ですが、実際にそうなってしまっているのです。
とは言え、星の数ほどあるWAXやコーティング剤の中から酸化や劣化を起こしにくい商品を…、と言ってもそう簡単ではありません。
ただ、現存するWAXやコーティング剤にはいくつかの系統があり、その中にも、水垢に強いとされる系統のコーティング剤があります。
かなりザックリとした分け方ですが、下記の系統に分けて判別する事が出来ます。

① ワックス

② 一般コーティング剤 ③ ガラス系コーティング ④ 無機コーティング
ワックスイメージ
ボディコーティング剤
ガラス繊維網コーティング
リアルガラスコーティング

・耐久性に乏しい
・油分を主体に出来ている
・カーショップ等で手に入りやすい
・安価な物が多い
・状態は固形・半練・液体、製品によって様々
・油性皮膜のため光沢は良い
・被膜が劣化すると黒ずむ
・頻繁な掛け替え用
・作業性が良い
耐久性は1週間~1カ月程度

・業務用コーティング剤
(一般用の物も存在する)
・耐久性はやや良い程度
・油分を主体に出来ている
・基本的には業者で施工する
・被膜が劣化すると黒ずむ
・掛け替えの代わりにメンテナンスを行う事が多い
・作業性が良い
・油性皮膜のため光沢は良い
耐久性は1カ月~約3ヶ月

・業務用コーティング
(一般用の物も存在する)
・油分で塗装面に定着させる液剤が多い
・一般的なコーティング剤よりも耐久性は優れる
・劣化すると黒ずむ
・油性皮膜のため光沢は良い
・施工がやや難しい液剤が多い
耐久性は1カ月~約半年

・業務用コーティング
(一般用の物も存在する)
・油分を含みません
・物理摩耗等は起こすが、コーティング剤自体の劣化は起こらない
・耐久性が優れる
・塗装本来の光沢を維持できる
・施工が難しい物が多い
・液剤によっては一般ユーザーでの施工は技術的に難しい
耐久性は約半年以上



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