プロがこっそり教えるカーケアの方法

コーティング施工やコーティング剤・ケミカル開発に携わった知識と経験から、的確なカーケア方法をお教えします。

ポリッシングリキッドとは? ポリッシングリキッドの選び方

スクラッチ

車をちょっと擦ってしまった…、ボディに物を当ててしまった…、等の失敗はよくありますよね。
また、濃い色の車が太陽に照らされてギラギラと…。
そんな時に特に力を発揮するのがポリッシングリキッド類です。
擦ったようなキズを消す、汚れを落とす、といった具合のちょっとした作業で、塗装の補修が出来てしまうポリッシングリキッド。もし、その効果・使い勝手を目の前で見る事が出来れば、まさにテレビショッピングさながらの光景になるでしょう!
通常、プロはごく当たり前のように使っていますが、一般の方にはこういった使われ方はあまり浸透していません。
ポリッシングリキッドとは、いわゆるコンパウンド(研磨剤)です。 コンパウンド(研磨剤)というとその名前からか、一般の方には塗装を削る=怖い、という認識の方が強いのではないでしょうか。 これはある意味正しく、使う研磨剤に含まれる粒子にもよりますが、ある程度粒子の強い研磨剤を手磨きで濃色車等に何も考えずに使用した場合、大抵は悲惨な状態(白く曇ってしまったり、艶がなくなったり)になります。
こういった事から、コンパウンド(研磨剤)=プロの使う道具とされてきました。
ただ、目の細かい質の良い研磨剤は、無茶(砂が付いたようなタオルでボディを擦り上げる様な事)をしない限りはまずそんな事にはなりませんし、粒子でボディを傷つける事はまずありません。
ポリッシングリキッドを作業の現場で使っていて、「何にでも使えるこれが、どうしてこれがあまり一般に出回っていないんだろうか!?」と思う事もありますが、市場には非常に多くの種類のコンパウンドが出回っている上に、目の粗さも様々という事もあり、プロでやっている我々でも非常に選びづらく、長く使ってみないとシックリくる物がなかなか見つからないのが現状です。
そんな星の数ほどあるポリッシングリキッドの中からの選りすぐりの、とても使いやすいアイテムを次回ご紹介いたします。
一度使ってみると、その使い勝手にビックリするかもしれません。

参考サイト:ポリッシングリキッドの選び方
http://www.evergrace-jp.com/egcbr.html