プロがこっそり教えるカーケアの方法

コーティング施工やコーティング剤・ケミカル開発に携わった知識と経験から、的確なカーケア方法をお教えします。

考えられるウォータースポット(イオンデポジット)に対する対策

ボディ面に付いた水を乾く前に拭き上げる、水を乾かさない・急激に乾かさない

基本的にボディに付いた水を乾く前に拭き上げれば、イオンデポジットの付着は防げます。
降雨の場合でも同じことが言え、雨が降った後に乾いてしまう前に拭き上げてしまえば問題ありません。
ただ現実的に、雨が降る度に拭き上げを行う事はほぼ不可能だと思いますので、洗車時等に乾かさないように注意していただければ良いかと思います。
よくある失敗の例として、夏場に大型車等の洗車を行う際に、気付かぬ間に水を乾かしてしまってイオンデポジットが付着してしまったというケースがよくあります。 これは、カーケアプロが洗車を行う際にも最も注意するポイントで、季節や気温、天候にもよりますが、数パネル洗車したら必ず全体的に水を流して、乾かさない・水を動かす、という作業を必ず行って失敗を防いでいます。
実際冬場でも、濃色の車に水をかけると湯気が出るくらいにボディの温度が上がっています。 車一台まるまる洗車してから流せる季節は冬の日陰くらいのもので、ほぼ年中太陽の当たっている季節はこういった点に注意して作業しています。
また、降雨などでどうしても乾いてしまう状況の場合は、出来るだけ温度の上がらない状態にする事がキモとなります。 直射日光等で急激に水分を乾かしてしまうと、どうしても焼き付きを起こしてしまいますので、避けられる限りは避けた方が無難でしょう。

参考サイト:ウォータースポットから愛車のボディを守る
http://www.evergrace-jp.com/p7.html