大まかなWAXやコーティング剤の系統分け…
① ワックス
- 耐久性に乏しい
- 油分を主体に出来ている
- カーショップ等で手に入りやすい
- 安価な物が多い
- 状態は固形・半練・液体、製品によって様々
- 油性皮膜のため光沢は良い
- 被膜が劣化すると黒ずむ
- 頻繁な掛け替え用
- 作業性が良い
物によるが一般的に、耐久性は1週間~1カ月程度
② 一般コーティング剤
- 業務用コーティング剤
(一般用の物も存在する) - 耐久性はやや良い程度
- 油分を主体に出来ている
- 基本的には業者で施工する
- 被膜が劣化すると黒ずむ
- 掛け替えの代わりにメンテナンスを行う事が多い
- 作業性が良い
- 油性皮膜のため光沢は良い
概ね、耐久性は1カ月~約3ヶ月程度の物がほとんど
③ ガラス系コーティング
- 業務用コーティング
(一般用の物も存在する) - 油分で塗装面に定着させる液剤が多い
- 一般的なコーティング剤よりも耐久性は優れる
- 劣化すると黒ずむ
- 油性皮膜のため光沢は良い
- 施工がやや難しい液剤が多い
耐久性は1カ月~約半年程度
④ 無機コーティング
- 業務用コーティング
(一般用の物も存在する) - 油分を含みません
- 物理摩耗等は起こすが、コーティング剤自体の劣化は起こらない
- 耐久性が優れる
- 塗装本来の光沢を維持できる
- 施工が難しい物が多い
- 液剤によっては一般ユーザーでの施工は技術的に難しい
耐久性は約半年~約1年程度
次回は、水垢の事を考えたWAXやコーティング剤の選び方を解説いたします。
参考サイト:水垢や黒ずみから愛車のボディを守る
http://www.evergrace-jp.com/p10.html